性感染症｜亀有公園前診療所|葛飾区亀有駅の婦人科

「クラミジア・トラコマティス」という病原菌が、性器やのど、直腸などに感染して炎症をおこします。女性がかかる性感染症としてはもっとも頻度が高いものです。子宮・卵管・肝臓の周囲にまで炎症が及ぶことがあり、不妊の原因となるケースがあります。

単純ヘルペスウイルスの感染によって、性器に水ぼうそうのような水疱や潰瘍ができる病気です。痛みが強いのが特徴です。症状が落ち着いた後も、免疫力が低下した時に再発する可能性があります。

ヒトパピローマウイルス（HPV）の感染によって感染する性感染症です。通常は、性的接触で感染しますが、時々、高齢者や小児などにも見られることがあり、感染経路が不明なケースにも遭遇します。

黄緑色っぽいおりものが出たり、おりものが臭ったりします。排尿時の痛み、頻尿、残尿感が起こることもあります。

トリコモナス原虫の寄生によって起こる感染症です。性行為による感染以外にも、濡れたタオルや浴槽、便器などからも感染します。感染者の10～20％は無症状で、おりものの増加やにおい、かゆみといった症状が出ることもあります。

梅毒スピロヘータの感染で起こる病気です。抗生物質がなかった時代には不治の病でしたが、今は適切な治療を早期に受ければ完治可能となります。

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)への感染で起こる感染症です。潜伏期間が6ヶ月～10年以上と非常に長いことが大きな特徴です。近年、適切な治療により長期に渡ってウイルスの抑制が可能となりました。